日本橋兜町にある今年2020年2月にオープンしたリノベーションしたホテル「HOTEL K5(ホテルケーファイブ)」を見に来ました。
建物は昔の第一銀行の別館、世界第二戦争を渡って九十一年の歴史も持ち、外観はそのまま残されてます。
日本初の銀行からリノベーションしたホテル
日本ではじめての銀行からリノベーションしたホテルだそうです。内装デザインはストックホルムの3人の建築事務所のCLAESSON KOIVISTO RUNEが手掛けてました。
外観はそのまま残して中には日本と北欧のテイストを合わせてデザインすることで、アイマイというのはデザインのコンセプトですと。
1階と地下1階はレストラン、カフェとバーの共有空間で2階から4階はホテル客室となります。
入ると建物の床と駆体はそのまま見えます。
その中にはデザイナーが自分が設計した北欧の家具と日本のテイストが分かるの暖簾とか飾られています。
部分的にタイルも貼られてますが、タイルも既存床の見え方からインスピレーションをもらってから特注しましたと。
グリーンとラックでカフェとレストランの二つ空間を区切り、曖昧なレイアウトになってますね。
地下1階のビルホール。ニューヨークのクラフトビールのパイオニアと呼ばれ、「Brooklyn Brewery(ブルックリン ブルワリー)」の世界初フラッグシップ店。
この中のスツールとローテーブルとソファーも全部オリジナルデザインですと。
場合によってスツールは壁にかけられたり、下に下ろしたりしてます。カジュアルの収納手法ですよね!
DJブースもあるとことで、日本橋に対する印象は、真っ逆で面白かったんです。
北欧のモダンさと日本伝統のテイストと相性がいい
今まで見てたリノベーションした商業空間はほぼ工業風とかのデザインだったんですが、今回は古い建物の中に北欧のモダンさと日本のアートとの組み合わせのバランスはとても良かったと思います。日本の伝統を意識して外壁や床の一部をそのまま残したり、日本の伝統の木工技術や藍染めを使ったということですね。
そして、兜町という敷地からこそ、少し落ち着く、誰でも来れそうな場所として新鮮感があると思います。
プロジェクトのスタートから14ヶ月しかかからなかったらしくて、部屋は入った事がないんですが、写真もウェブサイトから見て、そんな短い時間の中に結構できてると思います。
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