mesm Tokyo, Autograph Collection

Holidays Style

今年4月26日にオープンしたmesm Tokyo, Autograph Collection (メズム東京、オートグラフ コレクション)を見に来ました。

メズムは、JR東日本よりマリオット・インターナショナルと初提携で新たなラグジュアリーホテルです。

場所はJR東日本グループが推進している竹芝ウォーターフロント開発計画「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」です。

建物は新築で、16階はロビー、17階から26階までは客室で、25階にクラブラウンジです。

インテリアデザインは今シンガポールベースのWilson Associatesというデザイン事務所です。

1971年にアメリカから始まり、今は世界中に11個事務所があり、高級ホテルとレストランをメインでやってるそうです。

まず、エントランスの中に入って両サイドキラキラの壁面は東京都の空撮写真をイメージとした意匠で白いドットは人口密度ということだそうです。

エレベーターから16階のロビーへの壁面には水引を使ったアートで、人と人との結びと交流を表現してます。

中に入ると左側はチェックインフロント、真ん中のソファ席は会員チェックインスペースになります。桜の造花と折紙を意識したアートで和というポイントを強調します。

ロビーの天井は高く、全面ガラスの窓で空間的には開放感が凄く感じられます。

家具は全てオリジナルのデザインで海外で製作したらしいです。ゾーンによって家具の色バレーションも変わってます。ライトグレーのタイルはこの広い空間の中の緊張感を抑える効果があると思い、目線は自然に奥にある「Whisk(ウィスクー)」というバーの方を向いてしました。「Whisk(ウィスクー)」の隣は「Chef’s Theater(シェフスシアター) 」というフレンチレストランです。

「Whisk(ウィスクー)」はメズム東京のオリジナルのカクテルを提供して、18種類もあるそうです。カクテルを作る時には一つの名画を描いてるのような事でメニューは塗料パレットの形にするそうです。このアイデアはなかなか良いと思います。

こういうコンセプトで、バーテンダーがカクテルを作る時に、わくわくな気持ちになるでしょう。

バーカウンターは黒大理石とダークウッドに特注照明とカッパーのディテールで、モダンの中に少しノスタルジックな感じはします。

天井は高いんですが、音量はちょうどいいです。全部ヤマハのスピーカーを使用するらしいです。

ステンレスのアートは隣の浜離宮恩賜庭園中の塩入りの池の反射だとイメージです。

高層階に高い天井のロビーを配置し、全面ガラス窓からの開放感と沢山のソファ席、ディスプレイ兼ねる実用のピアノ、一番奥にあるバーという空間の構成は前に行ったLAのインターコンチと同じでWilson Associates らしいなと思います。

眺望結構よかったんです。

家具の色はそれぞれあんですが、クッションを縛るベルトとソファ裏側に皮の引手というディテールは可愛いと思います。

「Whisk(ウィスクー)」の隣の「Chef’s Theater(シェフスシアター) 」も見学しました。「Chef’s Theater(シェフスシアター) 」は「Bistronomy(ビストロノミー)」というスタイルのフレンチレストランです。カジュアルで料理の質を味わうという事です。

インテリアデザインのコンセプトは歌舞伎で、オープンキッチンは歌舞伎の舞台になり、天井のアートは歌舞伎の襟元をイメージしたそうです。

一番奥の窓側には個室が三つあります。他の客が居たので写真撮らなかったんです。

床パターンは可愛い。3種類の側を一枚としてヘリンボーンのように貼られてます。

25階のクラブラウンジも見せていただきました!宿泊ではないのにすみません!

同フロアは客室も入ってるので天井はロビーより低いです。インテリアデザインも和というコンセプトでフローリングとカーペットとの貼り分けでダイニングゾーンとソファゾーンを区切りされてます。

その広いテラスがあり、都内の高級ホテルのラウンジとしてはかなり珍しいと思います。

眺望も良くてラウンジの為にまた来たいと。

クラブメズムはまだフルオープンではないので、フルオープンしたら泊まってみたいんですよね!

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